My first nude croquis!
大学の講義で、初のヌードクロッキーをやってきました。
1ポーズにつき時間が決められていて、30秒、1分、2分、5分、10分、長くても20分…短時間じゃ何も拾えないよー!と思いつつも、次々に変わるポーズをひたすら見つめ、必死に描く。
講義中、先生が大事なことを言っていました。
「人は、見たまんまではなく、”自分が望んでいるよう”に描いてしまうことがある。例えば背骨は真ん中にあるということから、どの角度から見ても真ん中に描いてしまう。」
「普段からイラストなどを描いている人は、自分流の描き方——特に線の運び方や顔の表情など——)が、デッサン上に出てしまいがち。」
マティスは、モデルから目を離さずに観察し、自分の手元さえ見ずに描いていたと聞きました。
大事なのは自分本意じゃなくて、いかに相手を主役にできるかなのだろうなと感じたセッションでした。
終わった頃には、まるでブートキャンプのようで心地よい疲労が。最初はガチガチだった線も、やればやるだけリラックスしたラインに。
何よりもヌードモデルさんの堂々っぷりと、ポーズの熟練度と体力には脱帽です。相当疲れるらしいです。
いい経験でした。
たかが線、されど線。
もっと追究していきたいと思います。