顔を描く (1)
先日、大学の講義で「顔を描く」というテーマで模写をしてきました。
お題はルネサンス時代の巨匠たちのデッサン。お題として6枚いただき、その中からひとつを選び、約5時間でできるだけ真似して描きます。
私はミケランジェロの《〈レダと白鳥〉のための頭部習作》という作品を選びました。緻密なのに、荒々しいタッチが特徴的です。
最初はHB周辺の鉛筆を使いながら描いていましたが、途中で先生より「硬い鉛筆を使うといいかも」とアドバイスを受け、4H〜5Hの鉛筆を使って描いてみました。
今まで5Hの鉛筆なんて使ったことがなかったので、鉛筆の硬度を変えながら描くとてもいい練習になりました。
絵を「明暗で見る」ということ。これがとっても難しい。うまい人は6Hから6Bまでの硬度を駆使して描いていました。
描き終わった後は疲労困憊でした。目も手も疲れた〜!
でも、好きなんだな。
熟練度は別として、好きなことをやれているということ。こんなに幸せなことはありません。